日産自動車は、小型SUV『キックス』新型の予約販売をブラジルで開始した。
新型キックスは革新的な設計が特徴のSUVだ。1.0リットルターボエンジンは125hpのパワー、22.4kgfmのトルクを発生し、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)と組み合わされる。変速操作は「e-シフター」と呼ばれるボタン式システムで行う。
エクステリアデザインは、アスレチックスニーカーのソールからインスピレーションを得たロッカーパネルデザインや、19インチアルミホイールなど、力強さと革新性を表現。全長・全高・全幅とも従来モデルより拡大し、存在感を高めている。
安全面では「ニッサン・セーフティ・シールド」と呼ばれる23の保護・快適装備を標準搭載している。これらの先進システムが監視、対応、保護の機能を提供する。
ブラジル・リオデジャネイロ州レゼンデ工場で生産される新型キックスは、同社がブラジル向けに投資した28億レアルプロジェクトの成果だ。今後さらに別のSUVモデルの投入も予定されている。