ヒョンデ、AIや水素分野のスタートアップ支援へ新ファンド設立

ヒョンデが戦略投資ファンド「ZER01NE」を設立
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ヒョンデモーターグループは、未来技術の革新を加速するため、1250億ウォン規模の戦略投資ファンド「ZER01NE Fund III」の設立を発表した。

新ファンドは前回の「ZER01NE Fund II」から1.5倍の規模に拡大し、ヒョンデ、キア、ヒョンデモービス、ヒョンデオートエバーなど、グループ内10社が支援する。

ZER01NE Fund IIIは、人工知能(AI)、ロボティクス、サイバーセキュリティ、水素・エネルギー技術分野で、グループの事業戦略と密接に連携するスタートアップを世界規模で発掘・投資することに焦点を当てる。

ヒョンデモーターグループのZER01NEグループ責任者、ノ・キュスン副社長は「このファンドは、変革的技術における主要戦略投資家としてのグループの地位を強化する」と述べ、「革新的なスタートアップとの協業を深化させ、関連会社間で意味のあるシナジーを創出し、未来対応型事業イニシアチブを加速することを目指す」と説明した。


《森脇稔》

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