ダイハツ工業は、5月21~23日にかけて横浜市で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に出展する。同社が手がける福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」を紹介する予定だ。
ダイハツは、「少子高齢化」や「地域活性化」といった社会課題の解決に向けた取り組みとして、福祉介護領域における新たなモビリティサービス「ゴイッショ」を展開している。
このサービスは、複数の通所介護施設での送迎業務を外部に委託し、共同運行することで効率化を図り、介護人材不足の解消と高齢者の移動手段確保を支援するための仕組み。2022年4月から全国の地方自治体向けに提供を開始している。
通所介護施設の送迎業務を地域一体で運行する共同送迎により、送迎業務の負荷軽減による人材不足解消、質の高い介護サービスの環境構築への寄与、持続的な提供を目指すもの。また、施設の送迎に留まらず、送迎の空き時間を活用し、「買い物支援などの移動サービス」や「宅食サービスなどモノの配送」を付加することで、地域移動を支援する仕組みを目指す。