ジェイテクト、4つのソリューションで未来のモビリティ提案…人とくるまのテクノロジー展 2025

ジェイテクトの人とくるまのテクノロジー展2025ブースイメージ
  • ジェイテクトの人とくるまのテクノロジー展2025ブースイメージ
  • JIGB(JTEKT Integrated Gear Bearing)
  • 水素エンジン用高圧減圧弁 内製リリーフ弁

ジェイテクトは、5月21日~23日に横浜市の「パシフィコ横浜」で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に出展する。同社は「モノづくりの、その先へ。」をコンセプトに、4つのソリューションを実現する製品を紹介する。

ジェイテクトは「JTEKT Group 2030 Vision」を掲げ、「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を目指している。同社は2025年1月に「ソリューション共創センター」を開設し、社内外の技術や知見を連携させることで社会課題の解決に取り組んでいる。

今回の展示会では、「地球にやさしいモビリティ」「過酷環境でも安定した電源供給」「楽しく、安全・快適な移動時間」「匠技術の伝承による省人に貢献」という4つのソリューションに焦点を当てた製品を紹介する。

JIGB(JTEKT Integrated Gear Bearing)JIGB(JTEKT Integrated Gear Bearing)

「地球にやさしいモビリティ」分野では、ギアとベアリングを一体化した「JIGB」や、トルク損失を従来比65%削減する「HUBLFT」、水素エンジン用高圧減圧弁などを展示。これらの技術はEVの電費や航続距離の延長に貢献する。

「過酷環境でも安定した電源供給」分野では、マイナス40~85度の温度範囲で使用可能な高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy」や、高速回転するモーターの低トルク・低昇温・長寿命化に貢献するシール付きアンギュラ玉ベアリングを紹介する。

「楽しく、安全・快適な移動時間」分野では、自動運転の適用範囲を広げる「Pairdriver」や、コックピット革新に貢献するステアバイワイヤシステム「J-EPICS」を展示。

「匠技術の伝承による省人に貢献」分野では、専門プログラミングスキルがなくてもAI画像認識モデルを提供・運用できる「ノーコードAI画像認識プラットフォーム」を紹介する。

《森脇稔》

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