NearMe(ニアミー)は、国土交通省が推進する「地域交通DX:MaaS2.0」プロジェクトに、独自AIを活用したシェア乗りサービスが採用されたと発表した。2025年度より開始される「リアルタイム相乗りタクシーマッチングシステム開発プロジェクト」の一環として、NearMeの技術が活用される。
このプロジェクトは、都市部や観光地における移動需要の増加に対応し、ピーク時や終電後の効率的な移動手段を提供することを目的としている。NearMeは、既存のタクシーを最大限に活用し、1乗車あたりの利用者数を増やす「シェア乗り」の仕組みを提供する。
さらに、この仕組みを利用者主体の募集や、潜在利用者に対するプッシュ通知の開発によって、事前予約が中心だったNearMeの「シェア乗り」サービスをリアルタイムでマッチングさせていくシステムに進化させる。これにより、「すぐ乗れる」「もっと乗れる」相乗りタクシーの実現を目指している。