JVCケンウッドが4月8日、昨年に引き続き国内最高峰のモータースポーツ「SUPER GT」2025シリーズのGT500クラスに参戦するレーシングチーム「Modulo Nakajima Racing」のスポンサーとなることを発表した。
協賛を通じて、同チームのレーシングカーやドライバースーツにはKENWOODブランドのロゴが掲出され、カーレースやカスタマイズカーのファンに向けてブランドの認知拡大を図る。
カーナビゲーションやカーオーディオ、ドライブレコーダーといった車載用機器を展開するJVCケンウッドは、自動車メーカーの市販車をベースに改造したレースカー(GTカー)によるレースである「SUPER GT」との親和性が高い。
また、同チームの代表である元F1レーシングドライバー・中嶋悟氏の「単に勝つことだけに目的を置くのではなく、内容の濃いスポーツイベントとしてより多くのファンや関係者の方にモータースポーツそのものがさらに高く評価されることを最大の課題」とする理念に共感し、昨年に引き続き同チームに協賛する運びとなった。
JVCケンウッドはGT500クラス全車を含む21台のレースカーに車載カメラを供給し、同レースの運営会社・GTアソシエイションへのサポートも継続する。
「SUPER GT」2025シリーズでチーム「Modulo Nakajima Racing」は、No.64 ホンダ『シビックタイプR-GT』を駆る伊沢拓也選手と大草りき選手が参戦する。全8戦のレースは、4月12日・13日に岡山国際サーキットで開幕し、11月1日・2日にモビリティリゾートもてぎで最終戦を迎える。