アイシン、次世代太陽電池「ペロブスカイト」の実証開始…「薄型・軽量・曲がる」が特長

実際に安城工場敷地内施設に設置されたペロブスカイト太陽電池
  • 実際に安城工場敷地内施設に設置されたペロブスカイト太陽電池
  • 設置完了イメージ図

アイシンは、愛知県安城市の安城工場において、次世代太陽電池のペロブスカイト太陽電池の社内実証を開始した。

ペロブスカイト太陽電池は、薄型・軽量・曲がるという特徴を持つ次世代の太陽電池だ。従来のシリコン太陽電池では設置が困難だった建物の壁面などにも設置できることから、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献すると期待されている。

アイシンのペロブスカイト太陽電池は、20年以上にわたる太陽電池の研究開発により実現した高い発電効率と、自動車部品製造で培ったものづくり力を活かした薄ガラスを用いた独自のフィルム構造による高い耐久性が特徴だ。


《森脇稔》

特集