タイホンダおよびホンダは3月14日、ホンダ『アコード』のかじ取り装置(駐車支援システム制御ユニット)ついて制御プログラムが不適切であるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2024年1月16日から2025年1月13日に制作されたアコードの計3092台。
駐車支援システムであるパーキングパイロット(ステアリング、アクセル、ブレーキ操作を制御して駐車を支援する)の制御プログラムが不適切なため、ディスプレイにパスワード入力画面を表示したまま当該機能を使用すると、駐車時または出庫時に操舵支援が終了した際、警告音が吹鳴しない。そのため、保安基準に適合しない。
改善措置として、全車両、駐車支援システム制御ユニットを対策プログラムに書き換える。 なお、プログラムの書き換えは、対策プログラムを無線通信で遠隔配信し、 使用者にて行う。または販売店にて行う。
不具合、事故ともに発生していない。