BYD、1メガワット充電対応「スーパーeプラットフォーム」発表…5分の充電で400kmの走行が可能に

BYDが1メガワット充電対応「Super e-Platform」発表
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BYDは3月19日、電気自動車(EV)の充電時間を大幅に短縮する革新的な技術「スーパーeプラットフォーム(Super e-Platform)」を中国で発表した。この新プラットフォームは、従来のEVの課題であった充電時間の長さを解消し、ガソリン車並みの給油速度を実現することを目指している。

スーパーeプラットフォーム最大の特徴は、1メガワット(1000kW)という業界最高レベルの充電能力だ。これにより、1秒あたり2kmの航続距離を追加することが可能となり、わずか5分の充電で400kmの走行が可能になるという。

この高速充電を支える技術として、BYDは「Flash Charging Battery」と呼ばれる新型バッテリーを開発した。このバッテリーは、最大充電電流1000A、最大充電レート10Cという量産車としては世界最高水準の性能を誇る。


《森脇稔》

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