米国のEVスクールバスメーカーのブルーバードは、3月4日から7日にインディアナポリスで開催される「ワークトラックウィーク2025」において、最新のゼロ・超低排出ガス商用車ソリューションを発表する。
同社は液化石油ガス(LPG)のひとつ、プロパン駆動のクラス5-6ストリップドシャシーをデビューさせるとともに、最先端の電気駆動ステップバンを展示する。
プロパン駆動シャシーは、ホイールベース5283mmで、最大積載量2万3000ポンド(約10.4t)の中長距離配送車向けに設計されている。軽量素材と部品を使用し、燃費効率と積載量を最大化しつつ、車両の安全性を優先している。
このシャシー開発には、フォードコンポーネントセールスとROUSHクリーンテックとの長年の協力関係が活かされている。フォードの実績ある7.3リットル V8エンジンを搭載し、ROUSHクリーンテックがこのコンパクトで耐久性に優れ、メンテナンスが容易な335hpエンジンを低排出ガスパワートレインに統合している。