日産、障がい者と健常者が共に走る「ふれあいロードレース」開催へ…2月16日

日産ふれあいロードレース
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日産自動車は、2月16日に神奈川県厚木市の日産テクニカルセンターにおいて「第14回 日産ふれあいロードレース」を開催すると発表した。

このイベントは、視覚障がい者と健常者が共に参加できるインクルーシブなスポーツ大会として2012年から実施されている。

大会では、2.4km、5km、10kmの競技のほか、1.5kmのウォーキングなど複数の種目が用意されている。視覚障がい者、一般、小学生親子の各部門から参加が可能で、伴走ボランティアの手配も可能だ。

日産テクニカルセンター構内の道路を使用し、当日は車両通行を禁止して安全な競技環境を提供する。参加料の一部は視覚障がい者団体に寄付される予定だ。

この大会は、特定非営利活動法人日本ブラインドマラソン協会との共催で行われる。日産は1984年から40年にわたり、同協会を通じて視覚障がいのあるランナーの支援を続けている。

日産は、年齢、性別、障がいに関わりなく、すべての人々が安心して楽しめるスポーツの発展に貢献していく。同社は、クリーンで安全、インクルーシブな共生社会の実現を目指し、今後も障がい者スポーツの普及発展に取り組む姿勢を示している。

このイベントは、企業の社会的責任(CSR)活動の一環として、多様性を尊重し、障がい者と健常者の相互理解を深める機会を提供している。参加者からは「共に走ることで新たな絆が生まれる」といった声も聞かれ、スポーツを通じた社会貢献の好例として注目されている。

《森脇稔》

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