モータースポーツ界の伝説的人物、ケン・ブロック氏の功績を称える特別展「People's Champ: The Impact of Ken Block」が、ロサンゼルスのピーターセン自動車博物館で2月15日から開催される。
この展示会は、ブロック氏のコレクションを一般公開する最も包括的な機会となるという。
展示会は43 Instituteの支援を受け、ユタ州パークシティにあるブロック氏のレース本部やオフィスを彷彿とさせる雰囲気で構成される。来場者は、ブロック氏の代表的な車両や、これまで公開されたことのない貴重な記念品、写真などを目にすることができる。
展示される車両には、動画シリーズ『ジムカーナ』で使用された自動車アイコンや、ブロック氏の個人所有車、ラリーキャリアで使用された車両が含まれる。1965年式フォード『マスタングRTR』の「フーニコーン」をはじめ、2022年式ポルシェ911『SVRSR』の「フーニピガサス」、2005年式スバル『インプレッサWRX STI』、2008年式スバル・インプレッサWRX STI、1994年式フォード『エスコートRSコスワース WRC』の「コシーV2」、1978年式フォード『エスコート』が展示される。
展示会の詳細な解説は、フーニガンの共同創設者であり43 Instituteの理事を務めるブライアン・スコット氏や、元フーニガン上級副社長兼クリエイティブディレクターのロン・ザラス氏が行う。
この展示会は、モータースポーツファンはもちろん、自動車文化に興味を持つ幅広い層にとって、ケン・ブロック氏の革新的なアプローチと情熱を肌で感じられる貴重な機会となる。ピーターセン自動車博物館での開催は、ブロック氏の功績を改めて世界に発信する場となる。