ジャパンキャンピングカーショー2025(1月31日~2月3日/千葉・幕張メッセ)にパナソニックがブースを出展。展示スペースでアピールしたのは新しいストラーダの機能、中でもネット動画をオンラインで楽しめる機能を試せるコーナーに注目が集まった。
◆実機体験できるストラーダ最新モデルが勢揃い!
パナソニックブースに行くと、中央にはズラリと現行モデルがディスプレイされていた。いずれも通信が接続されてオンラインでネット動画などのつながる機能を試すことができる環境になっていた。もちろん来場者はそれぞれのモデルを実際に触って操作できるため、気になる機能を順にタッチ操作して試すことができる環境。さらにフラッグシップモデルである10V型のCN-F1X10C1Dをはじめ、9V型モデル、7V型のインダッシュモデルまでをディスプレイし、好みの画面サイズやフローティングディスプレイ/インダッシュといったモデル&デザインを選ぶにも絶好のブース展示となった。
来場者が実際に試してみることで最新のストラーダの良さがわかる第一のポイントがネット動画への接続だろう。新しいストラーダはつながる機能を搭載している。この機能はストラーダとスマホをWi-Fi経由でインターネットに接続して、オンラインだからこそできるさまざまな機能を利用できるというもの。しかしカー用品店の売り場などではWi-Fi接続が備えられていない場合もあり、スタンドアローンで機能する基本のナビゲーション機能などは試すことができても、オンラインで利用できる、つながる機能は実際に触れて試すことができないケースもあったようだ。
そこでブースでは通信環境を整えて、展示されているすべてのストラーダでつながる機能を存分に味わえる状態で展示を実施。ストラーダのメリットをリアルに感じられる展示としていたのが印象的だった。中でもナビ画面で直接配信動画が視聴できるネット動画の機能はこれまで他には無かっただけに、体感することでよりその楽しさやメリットが感じられるデモとなった。
◆車内で大画面を実現するストラーダはキャンプでも威力を発揮する
キャンピングカーユーザーはオートキャンプ場などでこれまでも各種の動画を見るケースが多かった。車内にはテレビの設置や、ブルーレイプレイヤーの搭載、さらには地デジの受信が難しい地域でのキャンプも想定してBSアンテナを設置するケースも見られた。一方では携帯の電波が届くケースであればネット動画を駐車中の車内で楽しむユーザーも近年は急速に多くなっているのも現状だろう。
そんな使い方がストラーダならナビ+スマホで完結するとあって、キャンピングカーに乗っているユーザーやこれから導入を考えている予備軍にとって興味津々となったつながる機能のネット動画。この機能を利用すればYouTube、Prime Video、TVer、U-NEXT、TELASA、NBA Rakuten、SPOOXの7種類のネット動画がストラーダの画面でそのまま視聴できるのだ。難しい操作無しにストラーダのメニュー画面から動画配信サービスを選んでタッチするだけで視聴を開始することができる、この簡単操作もこのモデルの魅力だ。車内の動画環境はこれで一気に豊かになること間違い無しだろう。
さらにつながる機能ではオンライン名称検索も目玉機能となる。カーナビ内のデータに収められていないスポット情報、グルメ情報、施設名などをオンラインで検索することが可能だ。また店舗名などがズバリでわからない場合でも、○○駅+ラーメン、○○市/イタリアンなどの駅名・地名+ジャンルによる検索も可能。ドライブ先で立ち寄りポイントを見つけ出すにもありがたい機能になる。
その他にも、つながる機能としてはApple Car Play/Android Autoのワイヤレスでの利用が可能になるのも魅力。また地図更新もWi-Fi接続時に簡単にアップデート作業ができるのもストラーダの魅力の機能となっている。
さらにリアルにストラーダをリアルに見て触れることで体感できる点に映像の美しさもある。特にフラッグシップモデルのCN-F1X10C1Dには有機ELディスプレイを搭載し鮮やかで美しい映像が体感できる。つながる機能のネット動画と合わせて映像の表現力の高さも体感できる展示となった。
インターネットにつながる機能や美しい映像など、近年のカーナビに求められている高機能&高性能を備えたストラーダ、キャンピングカーユーザーのみならず幅広いユーザーに注目されるモデルとなっている。その優れた機能をリアル体験できるパナソニックブースは常に多くの来場者を集めていたのが印象的だった。
最後にブースではお得なキャンペーンのチラシも配布されていた。キャンペーンはキャンピングカーショー2025のスタートするストラーダの購入御礼キャンペーン(2月1日から3月23日まで開催)。対象のカーナビを購入すると最大で1万円分のデジタルギフトがもれなくもらえるキャンペーンとなる。カーナビ購入を考えているユーザーはこの機会を見逃すことのないように。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。