トヨタの欧州販売4%増の121万台、電動車の比率は74%に上昇 2024年

トヨタC-HR新型(欧州仕様)
  • トヨタC-HR新型(欧州仕様)
  • トヨタ・アイゴ X(欧州仕様)
  • トヨタ・ヤリスクロス(欧州仕様)
  • トヨタ・ヤリス (欧州仕様)

トヨタ自動車の欧州法人であるトヨタモーターヨーロッパ(TME)は、2024年の欧州市場における新車販売台数の結果を発表した。総販売台数は121万7132台。前年比は4%増だった。

電動車の販売比率が74%にまで上昇し、前年比4ポイント増となった。内訳を見ると、電気自動車(BEV)の販売が18%増、プラグインハイブリッド車(PHEV)が36%増、ハイブリッド車(HEV)が9%増と、全ての電動車カテゴリーで成長を遂げている。

トヨタブランド単独では、2024年の販売台数が112万8948台となり、前年比3%増を記録した。これにより、トヨタは4年連続で欧州乗用車市場における販売台数2位の座を維持している。

販売を牽引したモデルは、『ヤリス』シリーズ、『カローラ』シリーズ、そして新型『C-HR』。トヨタブランドの電動車販売比率は73%に達し、販売台数は前年比9%増となった。特に、電気自動車の販売は10%増の3万3821台、プラグインハイブリッド車は新型『C-HR PHEV』の投入により80%増と大幅に伸長した。


《森脇稔》

特集