ボルグワーナーは、1月22日から24日に東京ビッグサイトで開催される「第16回EV・HV・FCV技術展(EV JAPAN 2025)」に、革新的な電動化技術を出展する。
特に注目されるのは、日本初公開となる新型リン酸鉄リチウム(LFP)ブレードセルバッテリーモジュール。このモジュールは、安全性、長寿命、高いエネルギー効率を実現し、電気自動車における重要な性能要件を満たす。
さらに、ボルグワーナーはインテグレーテッド駆動モジュールや高電圧インバーターも紹介する。これらの技術は、電力変換効率を向上させ、電動プラットフォームのエネルギーマネジメントを最適化することを目的としている。また、サーマルマネジメントシステムも展示され、バッテリーの寿命と車両の航続距離を最大化するための先進的な冷却ソリューションが採用されている。
トルクベクタリングソリューションも注目されており、駆動力配分を最適化することで、より応答性の高い走行体験を提供する。このような技術革新により、ボルグワーナーは高性能と高効率の両立を目指し、持続可能なモビリティの実現に貢献している。
ボルグワーナーのオリヴィエ・アパリシオ氏は、「これらの技術がクリーンでエネルギー効率の高い未来への移行を支援することを期待している」と述べた。ボルグワーナーは、130年以上にわたりモビリティのイノベーションを推進し、持続可能な未来を築くために尽力している。