トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは、2024年の年間販売台数が過去最高となる4898台を達成したと発表した。新モデルの投入や販売網の拡大が好調の要因とみられる。
2024年、トライアンフは「プレミアム・ライフスタイル・モーターサイクル・ブランド」というブランドスローガンを体現する新たな車種を次々と投入した。普通免許で乗れる中型セグメント初の『スピード400』と『スクランブラー400X』、待望の復活を遂げた『デイトナ660』、さらにブランドの柱となる『スピードツイン1200/1200RS』『スピードツイン900』などがデビューした。
また、1907年のロゴが特徴的な「アイコンエディション」や年末には「ボバーTFC」も登場し、多くのファンの注目を集めた。

販売網の拡大にも力を入れ、最新のCIを採用した新店舗を全国6カ所にオープンした。4月にトライアンフ金沢と盛岡準備室、6月に福岡店のリニューアルオープンと埼玉川口店、8月に郡山店、10月には仙台店がグランドオープンし、新たな地域でのサービス提供体制を整えた。
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは、2025年以降も『タイガースポーツ800』をはじめとする新型車や限定車の導入を予定している。同社は引き続き、より多くの顧客に「プレミアム・ライフスタイル・モーターサイクル・ブランド」を楽しんでもらえるよう邁進していく。
この好調な販売実績は、日本のバイク市場におけるトライアンフブランドの人気と、同社の積極的な商品戦略・販売戦略が功を奏した結果といえるだろう。今後も新たなモデルの投入や販売網の拡大により、さらなる成長が期待されている。
