【株価】日産ストップ高もホンダは下落、経営統合報道受け株価は明暗分ける

本田技研工業 青山本社、日産自動車 グローバル本社(参考画像)
  • 本田技研工業 青山本社、日産自動車 グローバル本社(参考画像)

18日の日経平均株価は前日比282円97銭安の3万9081円71銭と続落。米国市場の下落を嫌気し、値がさ株の一角に売りが先行。自動車株、金融株には買いが入ったが、引けにかけ幅広い銘柄が売りに押された。

17日のニューヨークダウは前日比267ドル安の4万3449ドルと9日続落。9日続落は1978年2月以来、46年10カ月ぶり。米金融政策の先行き不透明感が相場の重しとなり、幅広い銘柄が売られた。

ハイテク株主体の米ナスダック市場は3日ぶりに反落。電気自動車(EV)のテスラは3.64%高。

外国為替市場で円相場は1ドル=153円台半ばと前日比強含みの水準で推移したが、自動車株はほぼ全面高。この日深夜、ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入ると報じられたことを受け、自動車株が活況となった。


《山口邦夫》

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