10日の日経平均株価は前日比207円08銭高の3万9267円58銭と続伸。主力株の一部が売りに押されたが、中国の積極財政、金融緩和という景気刺激策実施に対する期待から外国為替市場で低リスク通貨とされる円が売られ、輸出関連株への買いが先行。
自動車株が相場を支える格好となった。
9日のニューヨークダウは前日比240ドル安の4万4401ドルと3日続落。米金融政策の方向性を見極めたいとのムードが強い中、ハイテク株の一角が利益確定売りに押された。ハイテク株主体の米ナスダック市場は反落。電気自動車(EV)のテスラは0.15%高。