BMWグループは12月2日、ブラジル・サンタカタリーナ州アラクアリ工場で南米初となるプラグインハイブリッドの現地生産車、BMW『X5』の生産を開始した。
BMWグループは10月、2025年から2028年にかけてブラジルに11億レアルを投資し、新モデルの生産と現地エンジニアリングオフィスでのグローバル技術開発を行うと発表した。ブラジルで初のプラグインハイブリッド車の生産開始と今後数年間で11億レアルの投資により、ブラジルとブラジル産業の発展に対するコミットメントを強化するという。
新型BMW X5のPHEVは、313hpの直列6気筒ガソリンエンジンと197hpの電気モーターを組み合わせ、合計489hpと700Nmのトルクを発揮する。電気のみでの走行距離は最大79kmで、0-100km/h加速は4.8秒を記録する。