三井住友カードは10月17日、韓国ヒョンデグループ傘下のHyundai Card(以下、HCC社)が提供するAIプラットフォーム「UNIVERSE」(ユニバース)の日本国内における独占的利用契約を締結した、と発表した。
ユニバースは、HCC社が自社のマーケティング高度化のために開発した革新的なパーソナライゼーションAIプラットフォームだ。生成AIに使用される高度な理論を応用した独自のデータサイエンス技術を用いている。その特徴の一つは、消費行動データを「タグ」と呼ばれる形に変換し、データに意味づけを行うことで、行動や特性、状態をより高い精度で予測できる点にある。
三井住友カードは約半年間の実証実験を経て、ユニバースの本格導入を決定した。日本市場での先行独占利用契約も締結している。同社はこのプラットフォームの活用により、顧客一人一人の興味・関心、行動、状態に合った適切な顧客価値の提供を実施していく。