空飛ぶクルマ開発のSkyDrive、三菱UFJやスズキなど13社から資金調達

SkyDriveが開発中の2人乗り機体
  • SkyDriveが開発中の2人乗り機体
  • 9月26日に大阪にて開催したプレス発表会の様子

「空飛ぶクルマ」および「物流ドローン」を開発するSkyDriveは、三菱UFJ銀行スズキなど13社を引受先とした第三者割当増資および銀行融資により、シリーズCラウンドにおいて総額96億円の資金調達を実施したと発表した。

シリーズCにおける資金調達の引受先は、SCSK、関西電力、近鉄グループホールディングス、スズキ、損害保険ジャパン、東京海上ホールディングス、豊田鉄工、日本化薬、日本発条、ペガサス・テック・ベンチャーズ、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、りそなグループの13社。これにより、SkyDriveの累計調達額は約147億円となる。

SkyDriveは、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく「空飛ぶクルマ」と30kgの重量物を運搬できる「物流ドローン」を開発している。

空飛ぶクルマは2019年に日本で初めて有人飛行に成功。2021年10月には日本で初めて空飛ぶクルマの型式証明申請が国土交通省に受理された。現在は、2025年の大阪・関西万博開催時に、大阪ベイエリアでのエアタクシーサービスの実現を目指し、2人乗り機体「SkyDrive式SD-05型」の開発を進めている。


《纐纈敏也@DAYS》

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