フジドリームエアラインズ(FDA)は、FDA7号機の機体に島根県観光キャラクターの『しまねっこ』がデザインされた『しまねっこ号』を、9月初旬から運航する。島根県がFDA7号機のネーミングライツ(命名権)を取得し、同機をしまねっこ号と命名した。
今2024年度、FDAは就航15周年を迎え、島根県観光キャラクターしまねっこもデビュー15周年を迎える。またFDAが出雲縁結び空港に名古屋(小牧)線で初就航してから10周年ともなる。この記念すべき年に島根県は、FDAとの「ご縁」を強く大切に繋ぐため、ネーミングライツを取得した。
機体グラフィックスにしまねっこをデザインし、FDA が運航する全国の各路線を飛びながら島根県をPRする。しまねっこが航空機のデザインとなるのは初めてだ。
ネーミングライツ契約期間は2024年9月1日から2025年3月31日まで。実施内容は、FDA7号機(機体色:イエロー、機体番号:JA07FJ、機種:エンブラエルE-175)を『しまねっこ号』と命名、機体へのしまねっこイラスト掲出、座席ヘッドレストカバーへの広告掲出、機内アナウンスでしまねっこ号を紹介。運航路線はチャーター便含むFDA全路線となっている。
機体デザインは、後部の窓枠部分には、FDAのパイロットや整備士の制服を着用したしまねっこが描かれている。機体の両側面でデザインが異なるのが特徴で、左側面には、観光・旅行をイメージし、温泉や旅行に出掛けるしまねっこが、右側面にはFDAのパイロットと整備士の制服を着用したしまねっこが描かれる。FDAによると、機体胴体窓部分へのイラスト掲出はFDAとして初めてだという。機体両側面の後部には「ご縁も美肌もしまねから。」ロゴを掲出して島根県をPR、搭乗口の横ではドアから顔を出すしまねっこが乗客を迎える。
FDAしまねっこ号は諸準備が整い次第、9月初旬に運航開始予定だ。運航予定については、FDAウェブサイト内「運航情報」で確認できるが、前日まで分からないので「見れたらラッキー!!」(島根県)。