24日の日経平均株価は前日比457円11銭安の3万8646円11銭と反落。米国株安を嫌気し幅広い銘柄に売りが先行。国内長期金利が2012年4月以来約12年ぶりの高水準に達したことも投資家の警戒心を誘った。
23日のニューヨークダウは605ドル安の3万9065ドルと大幅続落。米連邦準備理事会(FRB)が利下げ転換に慎重になっているとの観測から利益確定の売りに押され、1日の下げ幅は1年3カ月ぶりの大きさとなった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は続落。前日好決算を発表した半導体大手のNVIDIA は一時12%上昇する大幅高となったが、電気自動車(EV)のテスラは3.54%安。
外国為替市場では円相場が1ドル=157円台とおよそ3週間ぶりの安値水準。しかし、自動車株は総じて軟調な動きとなった。