サイン・ハウスのバイクインカムがすごいぞ!最高のデザインと機能を両立した「B+COM SX1」に注目…東京モーターサイクルショー2024

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サイン・ハウス…東京モーターサイクルショー2024
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3月22日から3月24日まで、東京ビッグサイトにて「第51回東京モーターサイクルショー」が開催された。世界各国の2輪メーカーはもちろん、バイクライフを楽しむための用品メーカーも多数出展する中、注目を集めていたのが、インカム(相互通信ツール)のマーケットでトップシェアを誇る「サイン・ハウス」のブースだ。

インカムがついてない…?と錯覚するほど最高のフィッティングと機能が詰まった「B+COM SX1」

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サイン・ハウスは、2008年3月にバイク用インカムのブランド「B+COM(ビーコム)」を立ち上げ、「SB203」の発売を開始。以来、このジャンルを牽引しながら、ライダーの多種多様なニーズに応えてきた。昨年の東京モーターサイクルショーでは、同ブランドのハイエンドとなる「SB6XR」(4万4000円)を発表し、その多機能性と、最大24時間という連続通話時間が話題になったところだ。

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そして今回、これまでにないコンセプトの新製品が披露された。それが「B+COM SX1」(2024年4月19日発売/価格4万8400円)だ。SX1はヘルメット内蔵タイプのインカムとして専用設計され、圧倒的な省スペースを実現したモデルとなる。外観上はその存在感をほとんど感じさせないほどスマートで、ヘルメットに元来備わる、優れた空力特性を損なわないデザインが与えられている。

初日のプレスカンファレンスでは、SX1の開発メンバーが登壇し、その経緯や機能が紹介された。

柴原浩志氏(企画担当):「企画のきっかけは、ヘルメットメーカーのSHOEIが発表したコミュニケーションシステムの装着機構“SHOEI COMLINK”です。インカムを長く手掛けてきた我々としては、ぜひそれに対応する製品を作りたいと考え、開発を始めました。SX1という名称の由来は、SHOEIの“S”と、B+COMのハイエンドモデルにつけてきた“X”を組み合わせたもので、“1”にはその初代であることと、今後の広がりを含ませています。

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従来の外付けタイプはおかげさまで広く支持されてきましたが、目立たないことを望む声もありました。しかしながら、ヘルメット最大の目的はライダーの命を守ることですから、内蔵によってプロテクション性能が低下したり、なんらかの突起が頭部や耳、顔に触れるようなことがあってはいけません。安全性や快適性を損なうことなく、いかに機器類を収め、ハイエンドに恥じない性能を維持するか。そこに苦労しました」

そしてデザインや操作性については、このように語られた。

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田村晴己氏(開発担当):「最大のこだわりは、従来の扱いやすさを損なうことなく、一体感を追求したことです。限られた面積の中にボタンを配置し、いかに手探りでも正確に操作できるか。そのための形状やサイズを入念にテストし、トライ&エラーを続けながら完成に至りました。

また、サイドユニット前方にLEDを組み込み、ミラー越しに機器の状態がわかるように工夫したり、ヘルメットを水平に置いたままでも、ケーブルに負荷をかけることなく充電できるようにするなど、利便性にも配慮。直感的に使えるB+COMらしさを保ちつつ、コンパクト化と空力を向上させたモデルが、このSX1です」

抜群の一体感だけでなく、ウィンターグローブ使用時などでも使いやすいダイヤル設計

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SX1は、SHOEIのシステムヘルメット「NEOTEC 3」と、フルフェイヘルメットの「GT-Air 3」に対応するもので、田村氏が語る通り、いずれの場合も抜群の一体感を発揮。帽体左下部に3つの操作ボタン(ひとつはボリュームダイヤルも兼ねる)が配置されているが、シームレスに近い状態で装着されている。

単にコンパクトだと誤操作を招くが、ウインターグローブ着用時でもボタンを押したり、ダイヤルが調整しやすい設計に加え、インカム使用時なら最大約18時間、音楽再生なら最大約20時間の連続使用を実現するバッテリー容量を確保。1泊2日程度のツーリングなら、充電の必要がないほどの余裕が魅力だ。

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接続の簡単さ、音質のクリアさ、最大6人の通話、ナビや音楽を聴きながらの通話、ナビや音楽のグループシェア…といった様々な機能が盛り込まれているため、利便性とファッション性の両方を求めるライダーにとって、要注目のアイテムになることは間違いない。

必要十分な機能を備えた、手軽なエントリーモデルにも注目

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もちろん、B+COMの製品は、ハイエンドのSX1やSB6XRだけではない。ソロツーリングや日々の通勤通学向けに通話機能を省略し、音楽やラジオ、スマートフォンとの接続に特化した「PLAY」(1万2800円)、通話もできる手軽なエントリーモデル「TALK」(1万9800円)、各種機能がバランスよく搭載されたスタンダードモデル「ONE」(3万4800円)と、充実したラインナップが用意され、ユーザーの用途に応じて選択することが可能だ。

B+COMの各種製品は、道路交通管理業、林業、保守点検業などの作業現場の他、自衛隊や警察といった官公庁での採用実績からも高い機能性は折り紙付きだ。また、鈴鹿8時間耐久ロードレースにおけるピットクルー同士の通信、障害を負ったライダーの支援活動であるサイドスタンドプロジェクト(一般社団法人SSP)に携わるなど、その運用は実に幅広く、信頼性の証になっている。

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さて、そんなサイン・ハウスのブースだが、B+COM本体のみならず、ドレスアップのためのパーツや機能を拡張するカスタムパーツも展示されていた。中でもユニークだったのは、アクセサリー設定されている高音質ヘルメットスピーカー「EXP01」で、通常のスピーカーと比較できる試聴スペースをが設けられており、ヘッドフォンで試してみると、ロードノイズや風切り音で阻害されがちな低音がしっかり届くサウンドを体感することができた。

そしてもうひとつ、今やライディングに欠かせないアイテムが、スマホホルダー(ナビやアクションカムも含む)だが、このジャンルでも独自ブランド「MOUNT SYSTEM」を展開している。

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ホルダー/アーム/ベースといった主たる部材は、すべてアルミの削り出しで構成され、そこに防振のためのラバーや樹脂パーツを組み合わせることによって、軽さ、頑強さ、質感が高次元でバランス。各パーツのサイズや長さにはいくつもバリエーションがあり、愛車やスマートフォンに合わせて選択することができる。

さらに2024年4月10日より、MOUNT SYSTEMのセット購入でスマホのカメラ機能を保護する「VIBRATION GUARD(バイブレーションガード)がもらえる期間限定キャンペーンが実施される予定。この機会に、MOUNT SYSTEMをお得にゲットするのもおすすめだ。

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創業以来、常にライダーのニーズに応え、あるいは先まわりしながらバイクライフを支えてきたメーカーが「サイン・ハウス」だ。SX1を筆頭に、その恩恵を受けるユーザーがさらに増えるに違いない。

バイクインカム『B+COM SX1』の製品情報はこちらサイン・ハウス 公式WEBサイトはこちら
《伊丹孝裕》

モーターサイクルジャーナリスト 伊丹孝裕

モーターサイクルジャーナリスト 1971年京都生まれ。1998年にネコ・パブリッシングへ入社。2005年、同社発刊の2輪専門誌『クラブマン』の編集長に就任し、2007年に退社。以後、フリーランスのライターとして、2輪と4輪媒体を中心に執筆を行っている。レーシングライダーとしても活動し、これまでマン島TTやパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム、鈴鹿8時間耐久ロードレースといった国内外のレースに参戦。サーキット走行会や試乗会ではインストラクターも務めている。

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