戦前のベントレーを85%の縮尺で再現、量産に向け8000kmの耐久テストへ

ベントレー ブロワー ジュニア
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戦前のベントレーを85%の縮尺で再現した「ベントレー ブロワー ジュニア」が、5000マイル(約8000km)にもおよぶ耐久性試験を開始した。このモデルは、英国の「ザ・リトル・カー・カンパニー」とベントレーのヘリテージコレクションがコラボレーションして製作されたもので、2024年に量産が予定されている。

手作業で製作されたこの車は、オリジナルのブロワーにインスパイアされた装飾が施されている。2024年の生産開始を前に、さまざまな試験場での実走行や使用が予定されている。このモデルは、1929年型4.5リッタースーパーチャージドベントレーを85%の縮尺で再現したもので、EUのL7e型式認証に向けた公道での合法性を確保するためのテストが行われる。信頼性を確認するため、ザ・リトル・カー・カンパニーは3大陸で5000マイルを超える耐久性試験を行う。

ベントレー ブロワー ジュニアベントレー ブロワー ジュニア

ベントレー ブロワー ジュニアは、15 kW(20 bhp)のモーターを搭載した48V電動パワートレインで構成されている。最高速度は72km/リットル、航続距離は約104kmと予想されている。

現在、5台の「実験的な」ベントレー ブロワー ジュニアが耐久性試験と販売活動を世界中で行っている。また、特別にオマージュされたベントレー ブロワー ジュニアも製作中だという。

ベントレー広報チームとザ・リトル・カー・カンパニーのチームは、「皆様がリラックスして安らかな休暇を過ごされることを願っている。2024年、皆様方と最初の量産型ベントレー ブロワー ジュニアにお会いできることを楽しみにしている」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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