緊急車両を退避できる自動運転…トヨタとヒアが「V2X」テクノロジーをテスト

ヒアテクノロジーズがトヨタ自動車と共同でV2X技術のテストをフランスで実施
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ヒアテクノロジーズ(HERE Technologies、以下ヒア)がトヨタ自動車と共同で、V2X技術のテストをフランスで行った。

ヒアはオランダに本拠を置くデジタル地図の大手で、同社のナビゲーションサービスは、世界中で1億台を超える車両に組み込まれている。ヒアには、アウディ、BMW、メルセデスベンツ、インテル、ボッシュ、コンチネンタル、パイオニアなどが出資している。

ヒアがトヨタ自動車と共同で、V2X技術のテストをフランスで行った。走行中に緊急車両が近づいてきた時に、自動運転車が相互に信号を送信して、緊急車両を退避できるようにするのが目的だ。

トヨタが電気通信会社のOrange 、そしてヒアと、V2Xプロジェクトに取り組み始めた時、すぐに解決しなければならない問題があることに気付いたという。それは、ドライバーに緊急車両が近づいていることをどのように警告するかということだ。


《森脇稔》

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