初代『プリウス』のバッテリー活用、使用済み電池リサイクル事業を拡大…米トヨタ

トヨタ・プリウス 初代
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  • トヨタはレッドウッド社のリサイクル網から正極活物質(CAM)と負極銅箔を調達しトヨタ車向けの車載電池に使用する
  • トヨタはレッドウッド社のリサイクル網から正極活物質(CAM)と負極銅箔を調達しトヨタ車向けの車載電池に使用する

トヨタの北米部門は、ハイブリッド車やEVの使用済み電池リサイクル事業を拡大する。初代『プリウス』が間もなく、北米で寿命を迎えるのに備える。

トヨタ・モーター・ノース・アメリカは、レッドウッド・マテリアルズ(以下、レッドウッド)との間で、循環型のバッテリーエコシステム構築という共通のビジョンに向けて、電動車両の使用済み電池のリサイクルについての協業を拡大する。トヨタはレッドウッド社のリサイクル網から、正極活物質(CAM)と負極銅箔を調達し、トヨタ車向けの車載電池に使用していく。

北米では、20年以上前に発売された初代プリウスをはじめとした電動車が、次々とライフサイクルの最期を迎える。これに伴い、トヨタの車載電池のリサイクルニーズは、今後数年間で大幅に増加することが予想されている。


《森脇稔》

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