ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、7月25日より年末まで、ミドルサイズSUV『X5』をベースとした燃料電池実験車両『iX5ハイドロジェン』の実証実験を日本国内の公道で実施すると発表した。
BMWグループは、高効率ガソリンエンジン搭載車、クリーンディーゼルエンジン搭載車、外部からの充電も可能なプラグインハイブリッドシステム搭載車、電気モーターによるアシストを得られる48Vマイルドハイブリッドシステム搭載車、電気のみで駆動する電気自動車(EV)、さまざまなパワートレインをラインアップしている。
燃料電池車(FCV)は新たなパワートレインの1つとして注目を集めており、BMWグループは2011年よりトヨタ自動車と共同でFCVの基礎研究を開始。FCVは燃料の充填に時間を掛けずに長距離走行ができることが特徴で、iX5ハイドロジェンの場合、空の状態から約3分程度の水素充填で約500kmを走行できる。