相模鉄道（相鉄）は2月27日、ダイヤ改正を3月18日（平日は3月20日）に実施すると発表した。
この改正では相鉄・東急直通線が開業することにより、東京都心方面の乗客が相鉄新横浜線（西谷～羽沢横浜国大～新横浜）へ移転することを見越し、本線の横浜方面への本数が朝4本、夕方2本削減される。
相鉄・東急直通線の概要。
整備が進む相鉄・東急直通線の新横浜駅。
一方、相鉄線内では急行が快速に置き換えられ休止。平日朝の上りに限り通勤特急と通勤急行が運行される。また、横浜～海老名間では、平日が朝の下り、日中時間帯、23時台に、土休日が日中時間帯と17・23時台に特急が増発される。
横浜～湘南台間では平日・土休日ともに午前中と夕方時間帯、20～22時に快速が増発され、各駅停車はおもに横浜～西谷間で運行される。
JR線直通列車では、平日の朝・日中・夕方・夜の各時間帯で相鉄線内の一部特急を各駅停車に変更。土休日は上り5本・下り8本の特急が各駅停車に変更され、特急通過駅からの利便性が向上する。
JR線直通列車で、平日に各駅停車へ変更される特急。
相鉄・東急直通線の開業により運行方面をわかりやすくするため、都心方面の上り列車がJR線直通列車、東急東横線直通列車、東急目黒線直通列車ごとに、列車種別がこのように色分けで案内される。東急線直通列車では、平日に限り、目黒線への直通列車を除いて始発から9時30分までの走行中に1号車が女性専用車に充当される。
女性専用車は東急車でも東急新横浜線（日吉～新横浜）から東横線へ直通する列車に設定され、平日の始発～9時30分に相鉄と同じく1号車が充てられる。
平日朝に1号車が女性専用車となる10両編成の相鉄・東急直通線用相鉄20000系。
