日野自動車といすゞ自動車は2月16日、大型観光バス日野『セレガ』/いすゞ『ガーラ』の非常口扉が開かなくなるおそれがあるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2017年2月16日から2018年5月28日に製造された1877台。
対象車種は非常口扉において、室内操作ハンドルの軸と駆動レバーの嵌合構造が不適切なため、嵌合代が不足しているものがある。そのため、ハンドル操作時に空転し、非常口扉が開かないおそれがある。
改善措置として、全車両、室内操作ハンドル一式を対策品に交換する。不具合は3件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。