京王の座席指定列車でサイクルトレインの実証実験…定員6人程度、新宿-高尾山口間往復 2023年1月28日

1・2号がサイクルトレインとなる『Mt.TAKAO号』。
  • 1・2号がサイクルトレインとなる『Mt.TAKAO号』。
  • 自転車の固定イメージ。
  • 新宿駅での乗車イメージ。サイクルトレインは『Mt.TAKAO号』の10号車が指定される。

京王電鉄(京王)は12月23日、有料座席指定列車『Mt.TAKAO号』で2023年1月28日にサイクルトレインの実証実験を実施すると発表した。

この実証実験は、自転車メーカーの株式会社ジャイアントと協働して行なわれるもので、対象列車は往路が新宿9時発の1号、復路が高尾山口15時15分発の2号。

自転車の固定イメージ。自転車の固定イメージ。

往復での利用に限定され、途中駅での乗降はできない。定員は6人程度で、参加費用は運賃込みで4060円。申込みは2023年1月26日23時59分まで京王とジャイアント共同の申込用フォーム、またはジャイアントストア聖蹟桜ヶ丘で先着順に受け付ける。

京王ではこの実証実験を通して「都心エリアにお住まいのサイクリストの多摩西部地域の観光ニーズおよび電車内における自転車の持ち込みに関するお客さまのニーズを確認し、将来的に対象者の拡大や幅広いエリアでのサイクルトレイン実施に向けた検証」を行なうとしており、降車後のおすすめサイクリングコースを提案するなど、高尾エリアの初心者も楽しめる内容とする。

新宿駅での乗車イメージ。サイクルトレインは『Mt.TAKAO号』の10号車が指定される。新宿駅での乗車イメージ。サイクルトレインは『Mt.TAKAO号』の10号車が指定される。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集