【WEC 第5戦】3年ぶりの富士大会、7号車トヨタがポールポジション獲得

2022WEC第5戦富士 予選
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2022年のFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦富士6時間レースの予選が行われ、7号車TOYOTA GAZOO Racing『GR010ハイブリッド』がポールポジションを獲得した。

長年、富士スピードウェイを舞台に開催されてきたWECだが、コロナ禍の影響により2020年と2021年は開催中止を余儀なくされ、今回は3年ぶりの開催となった。

注目は富士では初登場となるハイパーカークラス。ルマン24時間レースを制したトヨタの『GR010ハイブリッド』に加え、今季途中から参戦を開始したプジョー『9X8』など、初日のフリー走行から大きな注目を集めていた。

そんな中、2クラスずつに分かれて、それぞれ10分間の予選が行われた。最高峰のハイパーカークラスは、1分30秒台を切るタイムでの争いとなったが、最終的には地元レースとなるトヨタ勢がワンツーを独占。チーム代表も兼務する小林可夢偉が7号車のタイムアタックを務め、1分29秒234でポールポジション獲得となった。2番手には同じTOYOTA GAZOO Racing『GR010ハイブリッド』の8号車がつけたが、その差はわずかに0.020秒。チームメイト同士ではあるが、予選から火花が散るような激しいタイムアタック合戦を繰り広げた。

3番手には36号車アルピーヌ『A480-ギブソン』がつけ、プジョー勢は93号車が4番手、94号車が5番手につけた。いずれもトップから1秒以内にひしめく結果となり、明日の6時間耐久レースは最初から最後まで目が離せない混戦となりそうだ。

このほか、LMP2クラスは38号車JOTA『オレカ07・ギブソン』、LMGTE-Proクラスは92号車ポルシェGTチームのポルシェ『911RSR-19』、LMGTE-Amクラスは33号車TF Sportのアストンマーティン 『ヴァンテージAMR』が、それぞれクラスポールポジションとなった。

注目の決勝レースは9月11日11時00分にスタートが切られる予定だ。

《吉田 知弘》

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