フェラーリ(Ferrari)は8月2日、2022年上半期(1~6月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は6706台。前年同期比は23%増と、2年連続で前年実績を上回った。
市場別の上半期の販売実績では、欧州や中東、アフリカが、前年同期比12%増の3140台と、2年連続で増加した。南北アメリカも、前年同期比22%増の1711台と、2年連続の前年超えだ。
中国(香港と台湾を含む)は、前年同期比79%増の643台と、2年連続で増加した。中国を除いたアジア太平洋地域は、前年同期比35%増の1212台と、2年連続の前年超え。このうち、日本は732台を登録し、前年同期比は29.3%増と、2019年から4年連続で前年実績を上回った。
上半期の車種別の販売実績では、『ポルトフィーノM』や『F8』ファミリーなど、V型8気筒ガソリンエンジンを積むモデルが牽引した。新型プラグインハイブリッド車(PHV)の『296 GTB』の納車も開始されている。
フェラーリの2021年の世界新車販売(出荷ベース)は、1万1155台。前年比は22.3%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。