EVタクシーの給電タイミングを最適化するシステムを実証へ…第一交通産業と電脳交通

「タクシー車両のEV化及び配車システムでの運用効率化に係る開発・実証」を共同で実施する第一交通産業と電脳交通
  • 「タクシー車両のEV化及び配車システムでの運用効率化に係る開発・実証」を共同で実施する第一交通産業と電脳交通
  • エネルギーマネジメントの構築
  • 第一交通産業と電脳交通連携のイメージ

第一交通産業電脳交通は7月19日、広島県、和歌山県で各エリアの特性に合わせた配車システムをコアとした運行の効率化電気自動車(EV)への給電タイミングを最適化する取り組みを推進すると発表した。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」に採択されたもの。グリーンイノベーション基金事業は、政府が発表した「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向け2兆円の基金をNEDOに造成したもの。

プロジェクトでは、配車システムと連携した給電管理システムを構築し、EV運用上の給電最適タイミングを実証する。地域ごとにEVを効率良く給電させるために給電設備の利用状況を可視化、給電タイミングの効率化を図る。給電を軸とした配車指示などオペレーションを基に給電の最適化を図るもの。

また、データを基に最適な車両・設備を配置し、 全体最適化を実証する。オペレーションで蓄積されたデータを基に、車両対充電設備を順次増大させながら、システムによる効率的な運用の最適解とEV導入の容易性を導き出す。


《レスポンス編集部》

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