日産の中国販売、2年ぶりに減少---22%減 2022年上半期

日産 アルティマ(中国仕様)
  • 日産 アルティマ(中国仕様)
  • 日産シルフィ(中国仕様)
  • 日産 ナバラ(中国仕様)

日産自動車(Nissan)の中国部門は7月6日、2022年上半期(1~6月)の新車販売の結果を発表した。商用車や輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた総販売台数は、54万6020台。前年同期比は22.7%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数54万6020台のうち、東風日産は44万8806台を販売した。前年同期比は22.0%減と、2年ぶりのマイナスとなった。

また、小型商用車(東風汽車と鄭州日産を含む)は上半期、9万7214台を販売した。前年同期比は25.6%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

日産の中国市場における販売の主力は、引き続き、小型セダンの『シルフィ』。上位セダンの『アルティマ』も、前年同期比10%増の7万4171台と支持を集める。SUVは、『キャシュカイ』が好調。商用車では、ピックアップトラックの『ナバラ』が支持を集める。

日産自動車の2021年の新車販売台数は、138万1494台。前年比は5.2%減と、3年連続で前年実績を下回っている。


《森脇稔》

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