マツダが現在開発中のフラッグシップ・セダン、『マツダ6』次期型の最新予想CGを入手した。
「Spyder7」ではおなじみのKOLESA.RUが提供してくれたCGは、何人かのデザイナーが予想するように、クロスオーバーSUV『CX-60』のデザインを取り入れている。
フロントエンドには、ワイドなグリル、それに接続するスリムなヘッドライト、L字型デイタイムランニングライト、立体感のあるコーナーエアインテークなどが見てとれる。側面では、緩やかにキックアップするリアクォーターウィンドウを装備、後部では、現行型より大幅にスリム化されたLEDテールライト、四角いクワッドエキゾーストパイプが確認できる。
マツダは2021年6月17日、2022年から2025年までにハイブリッドとプラグインハイブリッドを各5車種、EV3車種の世界市場投入を発表。さらに2025年以降、独自のEVプラットフォームとして「SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー」を導入すること、2022年にはクロスオーバーSUV『CX-5』と、マツダ6次期型を投入することが発表された。
また縦置き直列6気筒エンジンを搭載するFRプラットフォーム「Largeアーキテクチャ」に48Vマイルドハイブリッドが組み合わされることもアナウンスしており、これがマツダ6次期型、及びCX-5後継モデルに搭載されると予想される。
市販型では、「CX-60」と同じ「SKYACTIV マルチソリューション・スケーラブルアーキテクチャー」を採用。パワートレインは、2.5リットル直列4気筒+電気モーターをはじめ、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ「SKYACTIV-X」+48Vマイルドハイブリッド、3.0リットル直列6気筒ディーゼルターボ「SKYACTIV-D」+48Vマイルドハイブリッドなどが予想され、CX-60と同様に電動化に特化したモデルとなる。
マツダ6次期型のワールドプレミアは、最速で2022年内、遅くとも2023年前半には期待出来るだろう。