箱根で観光DX、車両ナンバー検知AIを活用して交通課題解決

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  • 包括連携協定の内容
  • 3者が包括連携協定を締結(左から佐藤守箱根町観光協会専務理事、勝俣浩行箱根町長、日立システムズの堀田誠業務役員)

日立システムズは5月17日、箱根町、箱根町観光協会と観光分野でのデジタルトランスフォーメーションを目的に、車両ナンバー検知AIを用いた交通量調査に向けて包括連携協定を締結したと発表した。

箱根町は全国でも有数の温泉観光地・観光立町で、繁忙期における観光客の集中化・混雑が課題だった。今回、包括連携協定を結んだことで、周遊における課題解決やICT技術を用いた周遊利便性の質の向上を目的に、AIカメラを用いた車両ナンバーの分類別の行動パターンや、時間別での混雑具合の傾向など有効なデータを取得する。

今後、AIカメラを広域に設置するとともに、必要に応じて他の分析とも連携することで、行動パターンや趣味・嗜好に合わせたサービスを提供し、住民と来訪者がそれぞれ快適な生活、観光ができる街づくりを目指す。

また、渋滞構造を可視化して、渋滞緩和策の検討や観光地の密を避けるための混雑回避の誘起・移動円滑化、周遊の促進を図る。


《レスポンス編集部》

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