JR東日本は4月27日、2022年度の設備投資計画を発表した。
連結で6340億円、単体で5000億円規模となる今回の計画では、2024年春の導入へ向けて山形新幹線用の新型車両E8系を製造。中央快速線用グリーン車の新造も進めるとしている。
ただし、中央快速線用グリーン車は世界的な半導体不足の影響を受け、2023年度末の導入予定が少なくとも1年程度は先送りされる見込みだという。

またSuicaの拡充へ向けて、地域連携ICカードの利用を5月には山形・庄内エリア、2023年春には宇都宮ライトレールで開始する予定としている。
このほか、首都圏複数駅の改札窓口で人口知能(AI)による案内システムの試験導入や非対面によるICカードの遠隔精算の実用化へ向けた検証を行なうとしている。