テスラ(Tesla)は4月20日、2022年第1四半期(1~3月)決算を発表した。売上高、純利益ともに、四半期としては過去最高を達成している。
同社の発表によると、売上高は四半期としては過去最高の187億5600万ドル(約2兆4045億円)。前年同期の103億8900万ドルに対して、80.5%増と引き続き伸びた。
また、第1四半期の純利益は、四半期としては過去最高の33億1800万ドル(約4255億円)。前年同期の4億3800万ドルから、およそ7.5倍の大幅増益を達成した。
大幅な増益となったのは、EV販売が好調なことが大きい。第1四半期の世界新車販売(納車)台数は、第1四半期としては過去最高の31万0048台。前年同期に対して、およそ1.7倍と大幅な増加となった。
全販売台数31万0048台のうち、セダンの『モデルS』とクロスオーバー車の『モデルX』は、合計で1万4724台を納車した。前年同期に対して、およそ7.3倍と伸びて、プラスに転じた。これは、前年同期に生産を一時停止していたことが要因だ。コンパクトEVの『モデル3』と『モデルY』 は第1四半期、29万5324台を顧客に引き渡した。前年同期に対して、およそ1.6倍と伸びている。