国土交通省は3月28日、地方公共団体が道路橋の集約・撤去を促進するため、事例集を公表した。
道路橋の維持管理・更新費の増加が懸念される中、持続可能な道路管理を実現するためには、老朽化対策の一つとして、地域の実情や利用状況などに応じ、集約・撤去を選択肢として検討していくことが重要となってくる。
このため、地方公共団体が道路橋の集約・撤去を推進できるように道路橋の集約・撤去の取組事例をもとに、好事例や参考となる情報をとりまとめた。
事例集では地方公共団体が道路橋を集約・撤去に取り組むきっかけを与えられるように、道路橋における集約・撤去の必要性、集約・撤去に取り組むメリットを整理した。その上で、取組事例として、対象橋梁の概要、位置図、事業内容、集約・撤去の経緯、担当課を紹介している。
また、事業着手までの主な検討事項や長寿命化修繕計画策定時における検討事項、利用者・住民との合意形成事例、関係機関との協議における留意事項を示している。