『キャラバン マルチベッド』で車中泊体験、日産と高萩市が共同実証実験

日産 キャラバン マルチベッド
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日産自動車は茨城県高萩市と連携して、4月28日から5月17日まで、車中泊仕様の『キャラバン マルチベッド』を活用した共同実証実験を実施する。

昨年マイナーチェンジをしたキャラバンは、広く使い勝手の良い荷室空間や存在感のあるエクステリアデザイン、落ち着いた雰囲気のインテリア、先進安全技術などが高く評価され、商用だけでなく、レジャーや趣味を楽しむユーザーからも支持されている。また、コロナ禍に伴う新たなライフスタイルの宿泊手段として、キャラバンを利用した車中泊も注目を集めている。

今回、日産が高萩市と実施する共同実証実験では、キャラバンを活用した車中泊を観光産業の手段として新たな観光プランを創出。高萩市が抱える宿泊施設の不足や交流人口の減少などといった観光事業の課題解決を図る。

実証実験では日産が車中泊仕様のキャラバン マルチベッドをユーザーに貸出し、高萩市は市内各地の観光名所や、利活用の課題を抱える空き家、公共施設を車中泊スポットとして設定。好みのスポットで車中泊を体験してもらうほか、高萩市内の事業者が提供する釣り、スタンドアップパドルボート(SUP)、ブッシュクラフト、ヨガ、乗馬などの自然を楽しむアクティビティや、同市名産の食材を使った食事もセットで提供する。募集人数は10組20名を想定(応募者多数の場合は抽選)。参加費用は6000円/人。

日産は、今回の実証実験で得た応募者の属性データや顧客ニーズのもと、今後、高萩市とともに観光振興および地域社会の活性化に向けて取り組んでいく。さらに実証実験から得られたデータや知見を活用した観光活性化プロジェクトを策定し、観光事業に課題を持つ地方自治体や観光関連事業体へ提案していく予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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