メルセデスAMG、東京をテーマに「Gクラス」をカスタム…4台のアートカー

英国のスケートボード&ストリートウェアブランドの「PALACE SKATEBOARD」と協力

色合いが変化して見える7層フェードペイント仕上げ

宇宙空間を疾走する馬は日本のファンタジー文化をイメージ

メルセデスAMG G63 PALACEエディション
  • メルセデスAMG G63 PALACEエディション
  • メルセデスAMG G63 PALACEエディション
  • メルセデスAMG A45 S PALACEエディション
  • メルセデスAMG A45 S PALACEエディション
  • メルセデスAMG A45 S PALACEエディション
  • メルセデスAMG GT63 4MATIC+ PALACEエディション
  • メルセデスAMG GT63 4MATIC+ PALACEエディション
  • メルセデスAMG SL63 4MATIC+ PALACEエディション

メルセデスAMG(Mercedes AMG)は3月21日、スケートボードやストリートウェアブランドの「PALACE SKATEBOARD」と手がけた4台のアートカーを発表した。

◆英国のスケートボード&ストリートウェアブランドの「PALACE SKATEBOARD」と協力

4台のアートカーは、メルセデスAMG『A45 S』、メルセデスAMG『GT63 4MATIC +』、メルセデスAMG『SL63 4MATIC +』、メルセデスAMG『G63』がベースだ。この4台のアートカーのデザインは、Lev Tanju とデザインチームが、英国ロンドン、米国ロサンゼルスとニューヨーク、東京の世界4主要都市と、これら4都市が持つ雰囲気をイメージして作り上げた。各モデルともネーミングとさまざまなアート的ディテールを通じて、それぞれの都市の特徴を強調している。

アートカーの製作では、メルセデスAMGと英国のスケートボード、ストリートウェアブランドの「PALACE SKATEBOARDS(パレス スケートボード)が協力した。両ブランドは2021年、提携をスタートさせた。両ブランドの協力関係の最初の段階として、2021年のニュルブルクリンク24時間レースで、共同デザインによる 「カプセルコレクション」を発表。第1弾のテーマのモータースポーツを強調していた。

今回はサーキットを離れ、ストリートや大都市のライフスタイルに焦点を合わせた。この新しいテーマを強調するのが、メルセデスAMGモデルをベースとする4台のアートカーだ。PALACE SKATEBOARDSの旗艦店が置かれているロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、東京の4都市が持つコスモポリタンな雰囲気を、1台ごとに反映し、個性的なデザインによる1回限りのモデルを製作した。

メルセデスAMG A45 S PALACEエディションメルセデスAMG A45 S PALACEエディション

◆色合いが変化して見える7層フェードペイント仕上げ

4台のアートカーには、色合いが変化して見える7層フェードペイント仕上げを施した。さらに、全モデル共通のデザインとして、AMGのエンブレムとPALACEのロゴを、ボディ全体にちりばめている。

塗装とカスタマイズは、AMGの本拠地のドイツ・アファルターバッハの「AMGパフォーマンススタジオ」で行った。また、SL63 4MATIC +は、メルセデスベンツのドイツ・ブレーメン工場において、特殊ボディのモデルとして生産された1台だ。アファルターバッハで行う特殊な塗装作業に必要なコンポーネントは、生産ラインからいったん取り出し、その後再びジャストインシーケンス型で生産プロセスに戻されている。

インテリアは、PALACEの商品特長のひとつ、クールな美意識を貫くことを重視した。そして、これをさらに強調するものとして、シートやドアセンターパネルには、専用の特別色で仕上げた。個性的なデザインのフロアマット、ヘッドレスト、ハンドレストには、ロゴをエンボス加工。ドアを開けた際には、コラボレーションロゴを地面に投影するLEDブランドロゴプロジェクターライトも採用している。

メルセデスAMG GT63 4MATIC+ PALACEエディションメルセデスAMG GT63 4MATIC+ PALACEエディション

◆宇宙空間を疾走する馬は日本のファンタジー文化をイメージ

メルセデスAMG 『A45 S PALACEエディション』は、「タイガー・ロンドン」をテーマに、大胆な多色ペイント仕上げを施した。ボンネットにあしらったホワイトタイガーの大きな頭とボディサイドの大型のAMGエンブレムにより、1960年代、1970年代、1980年代の英国のダイナミックで多彩なカスタムカーシーンを髣髴させるデザインを目指したという。

メルセデスAMG 『SL63 4MATIC+ PALACEエディション』は、「サンセットLA」がテーマ。明るいイエローと深いレッドの間できらめくボディカラーを表現しており、常夏のカリフォルニアをイメージした2+2シートのロードスターとした。

メルセデスAMG 『GT63 4MATIC+ PALACEエディション』は「ネオンフェード・ニューヨーク」をテーマに据えた。ブラックからネオンイエローへと移ろうカラースキームは、ハドソン川に面した巨大都市、ニューヨークの2つの側面を表したものだ。舗装の荒れた地域と明るい照明のきらめく地区が隣り合う眠らない街、ニューヨークのコントラストを表現している。

メルセデスAMG『G63 PALACEエディション』は、「スペースホース東京」がテーマ。ボディサイドに描かれた宇宙空間を疾走する馬は、日本で人気が高いファンタジーの文化をイメージしたもの、としている。

メルセデスAMG SL63 4MATIC+ PALACEエディションメルセデスAMG SL63 4MATIC+ PALACEエディション
詳細写真 https://response.jp/article/2022/03/28/355679.html
《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集