さよなら富士急行…富士山に一番近い鉄道が富士山麓電気鉄道に 4月1日

富士山に一番近い鉄道が「富士山麓」の文字が入った鉄道に生まれ変わる。
  • 富士山に一番近い鉄道が「富士山麓」の文字が入った鉄道に生まれ変わる。
  • 富士山麓電気鉄道の社章には旧漢字が使われている。
  • 「富士急行→富士山麓電鉄ミッドナイトツアー」に使われる『富士山ビュー特急』用6000系。富士急行としての最終列車、富士山麓電気鉄道としての始発列車となる。
  • 4月1日には河口湖14時20分発から3000系(元JR東日本205系)を使用した富士山麓電気鉄道誕生記念列車も運行される。
  • 4月1日から下吉田駅で取扱いが再開される硬券乗車券。常備券として発売。
  • 4月1~3日には富士急行時代の鉄道廃品オークションも開催。
  • 5月28日には富士山駅最寄りの鉄道技術所で作業用車両の撮影会を開催。30人を募集し参加費用は5000円。
  • 富士急行・富士山麓電気鉄道全駅入場券セット(6500円)も発売。

山梨県の大月駅(大月市)と河口湖駅(富士河口湖町)を結ぶ富士急行線を運営する富士急行の鉄道部門を分社化した「富士山麓電気鉄道」が4月1日にスタートする。

富士急行線の歴史は、1900~1903年に開業した馬車鉄道(都留馬車鉄道、富士馬車鉄道)まで遡る。1921年7月には2社の軌間が異なることによる乗換えの不便を解消するため、電化を経て富士電気軌道として1本化された。

その後、輸送量の増大などで馬車鉄道時代から続く併用軌道上での運行が困難になったことから、1929年6月に富士山麓電気鉄道へ引き継がれ、大月~富士吉田(現・富士山)間で現在のような鉄道線での運行が開始された。

同鉄道は1960年5月に富士急行に改称されており、今回の分社化による改称は実に62年ぶりのリバイバルとなる。

富士山麓電気鉄道の社章には旧漢字が使われている。富士山麓電気鉄道の社章には旧漢字が使われている。

富士急行ではこれを記念して、富士急行としての最終日となる3月31日から富士山麓電気鉄道としての初日となる4月1日にかけて「富士急行→富士山麓電鉄ミッドナイトツアー」を実施。6000系(元JR東海371系)による富士急行の最終列車と富士山麓電気鉄道としての始発列車への乗車、元乗客専務車掌による最終列車到着時の特別アナウンス、夜間の留置線見学などが行なわれる。

「富士急行→富士山麓電鉄ミッドナイトツアー」に使われる『富士山ビュー特急』用6000系。富士急行としての最終列車、富士山麓電気鉄道としての始発列車となる。「富士急行→富士山麓電鉄ミッドナイトツアー」に使われる『富士山ビュー特急』用6000系。富士急行としての最終列車、富士山麓電気鉄道としての始発列車となる。

28人を募集し、旅行代金は2万2360円。申込みは3月29日12時までYahoo!パスマーケットで受け付けている(最大4人まで受付)。

このほか小学生限定の全線無料乗り放題(4月1~3日)、親子を対象にした河口湖駅での無料車両見学会(4月1日)、下吉田駅での硬券乗車券発売(4月1日~)、河口湖駅「Gateway Fujiyama 河口湖駅 カフェ」での鉄道廃品オークション(4月1~3日)なども行なわれる。

富士急行・富士山麓電気鉄道全駅入場券セット(6500円)も発売。富士急行・富士山麓電気鉄道全駅入場券セット(6500円)も発売。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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