ブリヂストンにサイバー攻撃、狙われるサプライヤー

米テネシー工場
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ブリヂストンは3月18日、北米子会社がサイバー攻撃を受けたと発表した。現在は復旧している。デンソーや小島プレス工業など、自動車部品メーカーに対するサイバー攻撃が相次いでいる。

同社によると米州グループ会社のブリヂストン・アメリカス・インク(BSAM)が2月27日に第三者から不正アクセスを受けた。身代金要求型ウイルスのランサムウェアによる攻撃だったことを特定、連邦当局に連絡したとしている。

BSAMは不正アクセスを受けてシステムをネットワークから遮断して点検を実施した。現在はシステムも復旧している。今後、専門機関と連携しながら対策を強化し、再発防止を図る。

トヨタ系サプライヤーの小島プレス工業がサイバー工業を受けてトヨタの操業が停止したほか、デンソーもサイバー攻撃を受けた。自動車部品メーカーへのサイバー攻撃は影響が大きいことからターゲットにされている。

《レスポンス編集部》

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