DS 9 はパリ発信の意匠性…フラッグシップサルーン[詳細画像]

DS 9
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ステランティスジャパンは3月17日、DSオートモビルのフラッグシップサルーン、『DS 9』(ディーエスナイン)を日本市場で発表した。

パリ発信のブランドとしての矜持と美意識を自動車の世界に持ち込み、フレンチラグジュアリーカーの復興を担うのがDSだ。

DSにとってのヘリテージとは、単に会社の伝統ではなく、フランスが、とくにパリが生み出した文化と伝統のことをさす。「創造性、“よりよいものを、より美しいものを創造せずにはいられない”という美学、美意識のようなもの」とDSでは説明する。

DS 9はフラッグシップに相応しい高みでこれらを表現し、具現化しようとした。「デザイン、建築、ファッションにおける様式を踏まえ、自動車という概念を超越した車。パリの文化そのものに立脚した意匠性と装飾技法であつらえた車だ」とメーカーは謳う。

象徴的なのが外装にあしらわれたクロームの装飾だろう。それらのデザイン要素は、1930年代に栄華を誇ったフランスのコーチビルダーへのオマージュだという。フランス語でカロセリと呼ばれるコーチビルダーが制作した車体は、ファッションにおけるオートクチュールと同様に一点ものだった。ファッションショーのランウェイでモデルが着る服と同様、純粋に美と創造性を競った。「このとき、純粋に自動車の美を愛でるという文化がフランスにおいて生まれた」。

《高木啓》

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