高橋国光さん、亡くなる…二輪と四輪の両方で大活躍 享年82

四輪現役時代の高橋国光さん(1996年とされる写真)。
  • 四輪現役時代の高橋国光さん(1996年とされる写真)。
  • 1961年WGP西ドイツGP参戦時とされる写真。
  • 四輪転向後、日本のトップフォーミュラなどで長く活躍した高橋国光さん。
  • 2018年、「チーム国光」は山本尚貴(右)とジェンソン・バトン(左)のコンビでSUPER GT/GT500クラスを制した。中央の国光さんも満面の笑顔(2020年にもチーム国光は山本と牧野任祐のコンビでGT500を制覇)。
  • 文科省から令和元年度にスポーツ功労者として顕彰された際の高橋国光さん(顕彰を受けた日は2020年7月27日)。
  • 文科省から令和元年度にスポーツ功労者として顕彰された際の高橋国光さん(顕彰を受けた日は2020年7月27日)。
  • 文科省から令和元年度にスポーツ功労者として顕彰された際の高橋国光さん=左。隣は当時の萩生田文科大臣(顕彰を受けた日は2020年7月27日)。
  • 1977年、スポット参戦のF1日本GPで9位になった高橋国光さん。

二輪と四輪、両方のモータースポーツで大活躍し、“クニさん”の愛称で親しまれたレジェンドレーサー、高橋国光さんが亡くなった。享年82。

高橋国光(たかはし くにみつ)さんは1940年1月29日生まれ。1960年に二輪の世界グランプリ(WGP)にデビューし、翌61年には日本人選手初となる優勝(250ccクラス)を達成した。やがて四輪に転向してからは国内外の様々なカテゴリーで長く活躍、ルマン24時間レースでクラス優勝(1995年)を果たすなどしている。

選手としては1999年限りで第一線から退いた。以降もチーム国光を指揮して全日本GT選手権~SUPER GTシリーズのGT500クラスに参戦するなど、国光さんは幅広く活躍(チーム国光の活動発足は現役時)。日本のモータースポーツの発展に貢献し続けてくれていた。

ホンダの発表によれば、2022年3月16日、82歳で亡くなられた。その偉大な足跡にあらためて敬意を示すとともに、感謝を伝えたい。

故人のご冥福をお祈りいたします。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集