日産・ゴーン事件大きな局面へ、ケリー元役員に3月3日判決[新聞ウォッチ]

東京地方裁判所(資料画像)
  • 東京地方裁判所(資料画像)
  • グレッグ・ケリー被告
  • ウクライナ市民を乗せてポーセンドに到着した列車。パスポートコントロールをまつ親子(2月27日)。

日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告が逮捕されてからすでに3年3カ月が経過したが、共犯に問われた元代表取締役のグレッグ・ケリー被告に対し、東京地裁が3日後の3月3日に判決を言い渡すという。

無罪を訴えるケリー被告が朝日の取材に応じ、「私はゴーンさんの右腕ではない」と語り元会長との共謀を否定したなどと、2月27日付けの社会面トップ記事で報じていたが、「そもそも罪なんて存在しない」とも何度も繰り返していたとも伝えている。

ケリー元役員の判決関連の記事はきょうの日経にも「最大の争点は、有価証券報告書での開示を免れたとされる元会長の未払い報酬が存在したか否か」として、「世界に衝撃を与えた経済事件は『主役』が海外に逃亡し不在のまま、大きな局面を迎える」とも取り上げている。

2022年2月28日付

●国際決済網から露排除、米欧、最大級の制裁へ(読売・1面)

●サイバー攻撃企業警戒、ロシア制裁報復の恐れ(読売・32面)

●日本の暮らしに影響、原油・小麦さらなる値上げ懸念(産経・3面)

●まん延防止来月6日期限10都府県で延長検討(東京・3面)

●三菱重工浦和が初優勝、サッカー皇后杯千葉に1-0(日経・37面)

●未払い報酬の有無焦点、日産元役員に来月3日判決(日経・38面)

《福田俊之》

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