資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、2月21日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.6円高の172.0円。7週連続の値上がりとなった。
ウクライナ情勢の緊迫で原油価格は高騰。ロシアの軍事侵攻でさらなるガソリン価格上昇が懸念される。
地域別では北海道は前週比0.1円安の170.5円、東北は0.9円高の170.1円、関東は0.5円高の171.7円、中部は0.5円高の170.7円、近畿は0.6円高の171.7円、中国は0.7円高の170.6円、四国は0.3円安の172.6円、九州沖縄は0.8円高の175.9円となった。
ハイオクガソリンは前週比0.6円高の182.8円、軽油は同0.5円高の151.7円となった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、2月24日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は161.5円/リットル(前週比+1.1円)、ハイオクは171.9円/リットル(+0.5円)、軽油は136.8円/リットル(-0.3)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
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