ポルシェジャパン、『マカンT』の予約受注開始…価格は840万円

ポルシェ マカンT
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ポルシェジャパンは、コンパクトSUV『マカン』に新モデル『マカンT』を追加し、2月17日より予約受注を開始した。価格は840万円。

マカンTはこれまで『911』や『718』に与えられていた「T」の名称を備えた最初の4ドアスポーツカー。『マカン』と『マカンS』の間に位置付けられる。「T」の文字は、ダイナミックな走行に特化したモデルを意味する「ツーリング」を表している。マカンTはダイナミックなセットアップ、軽量な2リットルターボエンジン、アスレチックなデザイン、スポーティなドライビングスタイルに最適な広範囲におよぶ標準装備を組み合わせている。

俊敏なレスポンスを実現する軽量性

パワートレーンは、最高出力265ps/最大トルク400Nmを発生する2リットル4気筒ターボエンジンと7速PDK、4WDシステムのポルシェトラクションマネジメント(PTM)の組み合わせ。広い回転域で得られる大きなトルクが、あらゆる走行条件で応答性の高い加速を提供する。スポーツクロノパッケージを標準装備し、0-100km/h加速は6.2秒、最高速度は232km/hに達する。また、上位モデルの『マカンS』や『GTS』の2.9リットルV6ツインターボエンジンに比べて、フロントアクスルで58.8kg軽量化。理想的な重量配分とすることで、優れた発進加速と最適なコーナリング性能を発揮する。

専用チューニングのシャシー、車高は15mm低く設定

足回りでは、「ポルシェアクティブサスペンション・マネジメント(PASM)」を標準装備。車高を15mm下げたスチール製サスペンションを備えた唯一のポルシェとなる。高剛性のフロントスタビライザー、専用チューニングのシャシーと合わせ、応答性の高いステアリング動作と俊敏なハンドリングを実現する。

ポルシェトラクションマネジメント(PTM)もリヤブレーキのコントロールを最適化するなど、マカンTの走行要求に適合させている。新装備として、車高をさらに10mm低く設定してPASMを備えたアダプティブエアサスペンションもオプションで用意。Tモデルの動的特性に適合させたポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)を追加して、ドライビングダイナミクスをさらにシャープにすることもできる。

エクスクルーシブな内外装

マカンTは、フロント、サイド、リアのデザインエレメントをアゲートグレーメタリックで塗装し、他モデルと差別化。フロントトリム、エクステリアミラー、サイドブレード、ルーフスポイラー、リアのロゴは、専用のコントラストカラーを使用している。ハイグロスブラックのスポーツテールパイプとサイドウインドウトリムを標準装備。サイドブレードにはブラックの「Macan T」ロゴをあしらっている。足元にはダークチタンの20インチ マカンSホイールを標準装備。ボディカラーは13色のソリッドカラー、メタリックカラー、およびスペシャルカラーの中から選択できる。

インテリアでは、8ウェイ電動調節機能付ヒーテッドスポーツシートを標準装備。ブラックレザーパッケージをベースにした専用トリムを備える。フロントシートと両側リアシートの中央部は縞模様のSport-Texで、フロントヘッドレストにはポルシェエンボス クレストを配置。シート、ヘッドレスト、ステアリングホイールにはシルバーのデコレーティブステッチを施している。

また、マルチファンクションGTヒーテッドスポーツステアリングホイールと、ダッシュボード上部のスポーツクロノストップウォッチも標準装備。ブラックアルミニウム製ドアエントリーガードは「Macan T」ロゴ入り。オプションで、Race-TexマルチファンクションGTスポーツステアリングホイール(カーボントリム付)やイオナイザーを選択できる。

そのほか、最新のタッチセンサー式ガラスルック画面を備えたセンターコンソールや、10.9インチタッチスクリーンとオンラインナビゲーションを含むポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)などを標準で装備する。

《纐纈敏也@DAYS》

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