自動運転バス、1年間の安定運行…茨城県境町で1万4500km、路上駐車が激減

境町で運行している自動運転バス(2021年2月)
  • 境町で運行している自動運転バス(2021年2月)
  • 境町で運行している自動運転バス
  • 境町で運行している自動運転バス
  • 境町で運行している自動運転バス(2020年11月)

茨城県境町は2月8日、ソフトバンクの自動運転サービスを手がける子会社のボードリーとともに自動運転バスを1年間にわたって安定運行を達成したと発表した。

境町は2020年11月26日に自治体として国内で初めて公道での自動運転バスの実用化を開始した。2021年11月25日までの1年間の運行実績によると4756便を運行、走行距離は1万4525kmに達した。ドライバーなどを除く乗客人数は5292人だった。

自動運転バスの導入による効果として走行経路上の路上駐車が激減し、バス走行中の一般車両による追い越し回数が9割減少したという。ドライバーが自動運転バスの通行に配慮していると見られる。

また、報道による広告や移動促進による消費拡大、視察・観光収入など、総額6億円の経済効果があったとしている。

《レスポンス編集部》

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